目的
本事業では、「先進融合領域フロンティアプログラム」での経験を踏まえて、所属部局(専攻)教授ら複数の教授をシニアメンターとして本事業に参加させるなどしてテニュアトラック教員が円滑に研究教育活動できる環境を配慮しつつ、若手教員に対して自立的研究環境を提供し、テニュア獲得のインセンティブを与えて当該教員の教育研究に対する意欲を高め、早期の自立を促し、東北大学における教育研究の高度化及び活性化を図っております。
工学研究科の推進体制
- 工学研究科長を中心として実施し、工学研究科専攻長会議で意思決定を行なう推進体制としており、公募や運用などの実務的な事業内容は、機械系4専攻長を中心にして事業を実務的に推進しています。
工学研究科での国際公募・選考・採用
- 公募期間は2ヶ月の国際公募を実施し、テニュア審査基準の概要を公募時に明示しています。
- 選考にあたっては、申請機関内委員2名以上と申請機関外1名以上からなる選考委員により選考を行い、工学研究科専攻長会議で審議します。
- 平成23年度に1名採用し、テニュアトラック教員の任期は5年です。
工学研究科における研究環境
- スタートアップ資金は1,200万円/人とし、スタートアップ資金以外の研究費は1年間当たり100万円/人です。
- 研究スペースとしては、専有の研究室25m2/人、共用の実験室100m2/人を提供しています。
- テニュアトラック教員が円滑に研究教育活動できるように、かつ、自立的研究環境を提供するために、テニュアトラック教員一人当たり、複数の教授をシニアメンターとして配しています。